西京焼きと相性の良いお酒

西京焼きは美味しい

西京味噌と呼ばれる京都の白味噌に、酒やみりんなどを加えて作った味噌床を使い作られる「西京漬け」。

魚や肉など、さまざまな食材で作られますが、これを焼いた「西京焼き」は、一般家庭はもちろん、料亭などでも出される人気メニューとなっています。

味噌漬け特有の甘辛さに、西京味噌ならではの上品な風味が加わった「西京焼き」は、老若男女問わず好まれる美味しさです。

酒の肴に西京焼き

西京焼きはおかずとしてシンプルに楽しむだけでなく、お酒好きの人ならお酒と一緒に合わせて楽しむという味わい方もできます。

たとえば、西京焼きと日本酒。どちらも麹を使って作られていますから、この組み合わせが合わないわけはありません。西京焼きの奥深いうまみを、日本酒の豊かな香りが包み込み、最高の味わいを楽しむことができるでしょう。とはいえ、日本酒だけが西京焼きにマッチするお酒ではありません。

実は、意外にもワインも西京焼きとよく合うお酒だったりします。特に、和食全般と相性がいいスパークリングワインや白ワインは、まろやかな西京焼きの風味を引き立たせてくれます。

特にスパークリングワインは、繊細な泡が西京焼きの味に華やかなアクセントを添えてくれます。また、サーモンやブリ、あるいはお肉など、味が濃厚な素材の西京焼きの場合は、ロゼワインや軽めの赤ワインなどもマッチします。

西京焼きに日本酒やワインなどを合わせると、高級な料亭やレストランのような雰囲気も味わえますが、よりカジュアルに西京焼きを楽しむなら、ビールと合わせるというのもアリです。

特に味がしっかりとしているお肉の西京焼きなどは、ビールの泡と苦味がよくあいます。

このように、西京焼きは意外とどんなお酒とも相性が良いメニューです。コロナ禍以降、外でお酒を飲むことが減り、家でお酒を楽しむ機会が増えたと言う人も多いでしょう。

そんな時、酒の肴のレパートリーのひとつとして西京焼きを知っておくと良いかもしれません。銀鱈やメロなどの西京焼きはスーパーなどでも購入しやすいですし、西京味噌を使えば自分でも簡単にいろいろな食材で西京焼きを作ることができます。